美術手帖 1963年2月号 -東松照明「Tokyo」-

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Publisher/美術出版社

   Published/1963
Format/ソフトカバー   Pages/129   Size/150*210*8
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美術雑誌『美術手帖』の1963年2月号で、特集として東松照明による「Tokyo」が収録されています。美術手帖らしく、ルポルタージュ的要素のものではなく、アブストラクトなイメージの「廃園」など、「芸術性」の強いイメージが連なります。しかし、自身の作品を「芸術」と評されることを嫌ったのも東松照明ですが、当時安部公房は「芸術に絶望し、芸術を否定することに耐えられたものだけが、また芸術を創りうる」という東松評をとある誌面で残しています。そして、真鍋博に至っては、東松を「写真界の良心」といみじくも呼んでいたとか。。たった8図版のみの収録ですが、カラーとモノクログラビアが大変美しいです。その他にも、大辻清司の製作によるオブジェ「まわるまわる」や、新人登場枠では、赤瀬川原平が紹介され、中原佑介がユニークなテキストを綴っていたり、その時代の芸術的空気感を感じることのできる一冊です。
<Related Artists> 東松 照明 / Shomei Tomatsu
<Condition> 本体:カバー少スレ・少ヨゴレ
天・地・小口少ヤケ・少ヨゴレ
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