東京病

瀬戸山 和樹 / Kazuki Setoyama

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Publisher/情報センター出版局

   Published/1984
Format/ソフトカバー   Pages/222   Size/130*188*15
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日本の写真家・瀬戸山和樹の作品集『東京病』。1953年生まれ。早稲田大学文学部を卒業後、広告業界を経て、20代後半からフリーランスのカメラマンとして活動した瀬戸山和樹。荒木経惟の助手としても知られています。本書は、瀬戸山の生い立ちとともに、作品を収録した著作と写真集がセットになったような1冊です。本書に収められた写真作品は、「等身大で関われる被写体、等身大で関われる“東京”を模索し続けてきた」(本書より)という瀬戸山が、「東京時代」という仮題をつけ、地方から上京してきた女性を写し出しています。「東京暮らしの中の節目を、記念撮影」するために、それぞれの生活空間(部屋)で正装をして写し出された女性たち。雑誌『写真時代』にも掲載されたというこれらの作品ですが、撮影人数は114人にのぼり、本書ではその中から抜粋して掲載されています。それぞれの個性が部屋の様子や服装からにじみ出た作品群は、同時代に東京で暮らす女性をサンプリングするような考現学的な試みでもあり、『TOKYO STYLE』を撮った都築響一にも近い視点が感じられます。
<Related Artists> 荒木 経惟 / Nobuyoshi Araki
<Condition> ジャケット:少スレ、本体:見返し少シミ、地少キズ
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