や・ちまた 王たちの回廊

鬼海 弘雄 / Hiroh Kikai

SOLD OUT

Publisher/みすず書房

   Published/1996
Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/150*210*25
Google Translate
日本を代表する写真家のひとりである鬼海弘雄の作品集『や・ちまた 王たちの回廊』。世界に誇る写真家のひとりであり、肖像写真の第一人者である鬼海弘雄。1973年以来、数十年もの間浅草に通い続け、市井の人々の肖像をカメラに収め続けています。おそらくほとんどの人は、足を止めようとすることさえしないかもしれません。しかし、そこには人間誰もが必ず持っているであろう「(心の奥底に潜む)美しさ」と「愛」が写し出されています。本書は、みすず書房50周年を機に刊行された鬼海の3rd写真集で「王たちの肖像」ならぬ「王たちの回廊」。初作と同様に浅草で撮られたポートレートで構成されています。須賀敦子ら10名による寄稿が収録されていますが、白石かずこによる「鬼海弘雄の奇怪な才能、ひろおい個性」より抜粋「(中略)彼の中では、や・ちまたの王ほど哀れでたくましいものはないのだ。彼は庶民の沈黙のしたたかさや可哀さに釘づけになっている。彼は釘づけの作家だ。彼の視る目が釘づけになるところに、きっかいな、奇怪な肖像たちがぞろぞろと集まってくる」。
<Related Artists> 鬼海 弘雄 / Hiroh Kikai
<Condition> ジャケット:少スレ、帯少ヤブレ及び
少イタミ、本体:天・地・小口薄ヨゴレ
order

TOP