カメラ毎日 1965年11月号 / Camera Mainichi November 1965 -特集 静止した時間 奈良原一高-

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本書は、カメラ毎日1965年11月号で、奈良原一高の初期代表作『ヨーロッパ・静止した時間 / Where time has stopped』が36ページに渡って特集された貴重な号となります。1965年、カメラ毎日の編集長・山岸章二によって、写真家の作品が1〜2図版のみならず、数十ページに渡って紹介されるようになり、写真界にセンセーションを巻き起こしました。その最たるは、同年3月号で56ページに渡って掲載された立木義浩による「舌出し天使」になります。また、1964年に逗子に移り住んで、横須賀に写真を撮りに通い続けた森山大道が、翌65年に山岸に写真を持ち込んで「ヨコスカ」として写真が掲載されたのが同年8月号でした（森山が自ら写真を持ち込むことは、後にも先にもこの時一度だけと言われています）。本号では、その他にも佐藤明の「おんな」、立木義浩の「Just Friends」、深瀬昌久の「水準的生活」、小川隆之の「シベリアの人々」なども収録されています。

＜Related Artists＞ 奈良原　一高 / Ikko Narahara
＜Condition＞ 本体：カバー少ヤケ・少ヨゴレ・少イタミ
天・地・小口少ヤケ・少ヨゴレ、ページ縁少イタミ