木村伊兵衛のパリ / Kimura Ihei in Paris

木村　伊兵衛 / Ihei Kimura

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日本を代表する写真家・木村伊兵衛の写真集『木村伊兵衛のパリ』。1954年、55年と50年代に2度に渡り渡欧した木村伊兵衛。ブレッソンやドアノーといった世界的な写真家と交流し、50年代のパリをカラーで写した木村の作品は、没後30年にあたる2004年のアルル国際写真フェスティバル出品を機に、国際的にも再評価の声が高まり、2006年に朝日新聞社より大型写真集『木村伊兵衛のパリ』として復刊されました。それ以前にもパリの写真はまとめられており、写真家・北井一夫が代表を務めた「のら社」から1974年に『パリ』として発行されています（木村にとって生前最後の写真集）。本書は、2006年に出た写真集から78点をセレクションし収録したポケット版です。ドアノーが案内したという下町の詩的な風情のある街角を、エッフェル塔を望む夕景を、木村の卓越したスナップで写し出しています。監修は木村の助手を務めていた写真家の田沼武能。

＜Related Artists＞ 木村　伊兵衛 / Ihei Kimura、田沼　武能 / Takeyoshi Tanuma、Robert Doisneau
＜Condition＞ ジャケット・本体：経年並み