Here And There

Helen Levitt

Google Translate
ウォーカー・エバンスに写真を学び、エバンスが認めた数少ない写真家のひとりであるヘレン・レヴィットの写真集「Here And There」。レヴィットは、主に30年代にかけてエバンスのもとで学び、後にタイム誌、フォーチュン誌等で活躍、1943年にはMoMAで個展も開催しています。ブルックリンに生まれ育った彼女にとっての一番の被写体は、ニューヨーク特にハーレム等に象徴される貧困地区におけるストリート。当時では、ほとんどの写真家が目を背けていた地区及び人々を、愛情溢れるあたたかい眼差しで捉えたストリート・スナップは、 1965年に「A Way Of Seeing」として写真集にまとめられ、後に再版を重ねる名作となっています。本書は、レヴィット本人によって選りすぐられたニューヨークのストリート・スナップ105の図版が収録されており、うち90以上が未発表作品で構成されています。

＜Related Artists＞
Walker Evans、Helen Levitt、Lee Friedlander、Diane Arbus

＜Condition＞
ジャケット：縁極少シワ
本体：天薄ヤケ、小口極少ヨゴレ、その他経年並み