雪国と暮らし -フォークロアの眼 2-

中俣 正義 / Masayoshi Nakamata

SOLD OUT

Publisher/国書刊行会

   Published/1977
Format/ハードカバー&スリップケース   Pages/125   Size/193*270*18
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日本の写真家・中俣正義による写真集『雪国と暮らし -フォークロアの眼 2-』。1918年新潟県生まれ。1985年没。戦後アマチュア写真家として活動し、写真雑誌『カメラ』(アルス発行)での入選を重ねていた中俣正義。その後、「リアリズム写真」に影響を受けて、50年代前半には仲間とともに「新潟写真作家集団」を結成。『雪国』『裏日本』などの名作で知られる濱谷浩に私淑し、しばしば新潟を取材していた濱谷とも交流があったそうです。本書は、“民俗写真集”と付記されていますが、「民俗に秘められた美と真実に対し、映像の上で追求する写真家の眼と、民俗を学問に対象とする研究者の眼とを統合」(本書より)した作品集。中俣の郷里である新潟県六日町の戦後の様子が収められており、正月から春にかけて雪とともに暮らす人々の生活や風習が写し出されています。みのぼうしを被った子どもたちや囲炉裏を囲んだ食事など、今は失われてしまった生活風景が雪国の情緒とともに丁寧に記録されています。
<Related Artists> 濱谷 浩 / Hiroshi Hamaya
<Condition> ケース:少スレ、帯少カケ及び少イタミ
ビニールカバー:インク跡少、本体:見返し少シール跡
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