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フランスの写真家、ベルナール・プロスの写真集『Couleurs Plossu』。世界を旅する放浪写真家として名高いプロス。1945年にベトナムに生まれ、パリで育ち、若かりし時代はアメリカのカウンターカルチャーに影響を受けてフィルム・メーカーを志し、映画館に通いつめていたそうです。映像を通じて学び得たイメージとストーリーの感性を有し、すでに13歳の時には写真家として初めて旅に出かけ、サハラ砂漠の風景を収録していたという生粋のアーティスト。以降はアメリカ・メキシコ・アジア・アフリカ・ヨーロッパを旅しながら、数十年もの間旅の路上で出会った人々・風景のスナップを撮り続けています。様々なテーマで写真集が出ているプロスですが、本書は、1956年から2013年までのカラー写真を収録し、「LA VIE EST BELLE(人生は美しい)」「ON THE ROAD(GO WEST)」「SUR LA ROUTE(路上で)」「STILL LIFE」「EXPÉRIMENTER(実験)」といった5章の構成となっています。ソール・ライター好きにはオススメの1冊です。