Crash Burn Love: Demolition Derby

Bill Lowenburg

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アメリカの写真家、ビル・ローウェンバーグの写真集『Crash Burn Love』。ボクシングジムでスパーリングパートナーやトレーナーをしていた経験もあるというローウェンバーグは、『Boxing』などの写真集を出していた写真家ラリー・フィンクに師事（私淑？）し、フィンクの影響を受けながら写真を続けていました。本書は、アメリカで行われるモーター・スポーツの一種である「デモリション・ダービー」のドキュメントです。Demolition＝解体という意味ですが、車同士によるバトルロイヤルともいえるこのイベントは、車をぶつけ合い、最後まで生き残った車が勝者となるルールで、参加する車体は大体が廃車されたものです。本書では、ローウェンバーグが暮らすペンシルバニア州で行われる「ウェスト・エンド・フェア」でのデモリション・ダービーの様子が収められています。思い思いに装飾された車や一癖ありそうなドライバーから、白煙をあげ、激しくクラッシュする車、鉄クズと化した車、そして祭りの後といった狂騒・狂乱の様子が、その臨場感とともに写し出されています。

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＜Condition＞ ジャケット・本体：経年並み