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アメリカの写真家レイ・K・メッツカーの写真集「Notes De Lumiere」(「Light Lines」のフランス語版)。既成概念にとらわれず、独自の造形的把握力・審美眼により、芸術の新たな可能性を追求し続けたシカゴのニュー・バウハウス。元祖バウハウスの理念を引き継いで創設されたそのスクールは、写真家アーロン・シスキンド及びハリー・キャラハンが教鞭を取り、石元泰博が学んだことで有名ですが、このレイ・K・メッツカーもその一人です。切り取られた時空間、光と影の描写、コンポジション…息を吞む美しさです。本書は、メッツカーの1950年代から現在までの回顧録。メッツカーのコンセプトをずばり表現したタイトル「Notes De Lumiere / Light Lines」。