Span

近藤 良一 / Ryoichi Kondo

SOLD OUT

Publisher/Space 606

   Published/1985
Format/ハードカバー&スリップケース-   Pages/-   Size/290*323*25
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日本の写真家でデザイナーである近藤良一の作品集『Span』。2016年に、20年もの間撮影を続けた青森のりんご畑の写真集『under the apple tree 1986-2006』を上梓した近藤良一。元々はデザイナーであり、70年代にはヤマハ関連のレコード・ポスター他、アート・ディレクションやグラフィック・デザインでも活躍し、80年代後半にはワタリウム美術館のCIも担当しています。写真については、80年にニューヨークに渡ってから撮り始めていますが、NYへの移住時代に撮影された図版でまとめられた処女作が本書になります。造形力に溢れた図版の数々を見ると、同じくNYを舞台に『Fragment』と題して撮影を重ねた伊藤時男の作品を想起させますが、Fragmentに比べると、異国人であり孤独感のある自身の心情も所々に投影されているかのように見えます。以下、海野弘のあとがきより「これらの写真は、都市を正面からでなく、透き間からのぞいたものである。(中略)彼は都市のスパン・ワーム(尺取り虫)なのである。そして、スパン・ワームの目にしか見えない都市の魅力を私たちに贈ってくれたのである」。
<Related Artists> 近藤 良一 / Ryoichi Kondo
<Condition> ケース:少スレ・少ヨゴレ
本体:カバー少スレ、縁少シワ、その他経年並み
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