Luigi Ghirri

Luigi Ghirri

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イタリアの写真家ルイジ・ギッリの写真集。1978年刊行の『Kodachrome』の再版や、2014年にみすず書房より刊行された『写真講義』により、国内外で人気が再燃しているルイジ・ギッリ。美術、建築、音楽等に造詣が深く、イメージに捉われ、イメージを通して思考を続けたアーティスティックな写真家です。本書は、1970年代前半、当時無名であったルイジ・ギッリの才能にいち早く惚れ込み、ギッリ初の個展を企画した一人でもあるマッシモ・ムッシーニの編集により、2001年に刊行された大判写真集で、図版数415、計382ページにも及ぶ大著。現存するギッリの写真集の中では、図版の収録数等を鑑みると最大のボリュームを誇り、内容的にもギッリのベスト版と評価されている一冊。テーマ別に詳細に分類されたページネーション、ジョルジョ・モランディとアルド・ロッシのアトリエ写真を見比べて楽しめるような心憎い演出も魅力的。70年代そしてスタイルを変えた80年代と、20年強に及ぶギッリのカメラワークの全貌が見事に集約されたおすすめの作品集。テキストはイタリア語。

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＜Condition＞ ジャケット：背極少キズ
本体：地少ヨゴレ、その他経年並み