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戦後フランスを代表する写真家のひとりであるエドゥアール・ブーバの写真集『Pauses』。アンリ・カルティエ-ブレッソン、ロベール・ドアノー、ブラッサイ、ウィリー・ロニらと並ぶフランス写真界の巨匠で、日本でも大変人気が高いエドゥアール・ブーバ。写真家になる前は、タイポグラフィやグラフィックを学び、印刷会社でも働いていたというブーバの作品は、ブレッソンのような見事な構図と決定的瞬間、ブラッサイのような研ぎ澄まされた感性、ドアノーのヒューマニティーが見事に調和されたような、もの静かで控えめな作風が特徴的でもあり、日本人好みでもあります。本書は、80年代に発表された作品集で、初期の40年代後半から80年代前半までに、フランスを中心に世界を旅して撮影された図版で構成されたブーバの代表作のひとつであり、同じくフランスの写真家であるクロード・ノリが立ち上げた写真集専門の出版社、Contrejourからの一冊。