笑う鴨川

甲斐 扶佐義 / Fusayoshi Kai

SOLD OUT

Publisher/リブロポート

   Published/1996
Format/ソフトカバー   Pages/237   Size/155*225*20
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日本の写真家・甲斐扶佐義の写真集『笑う鴨川』。1949年生まれ、11歳で写真を始めたという甲斐は、70年代から写真集の発行や写真展の開催などで作品を発表しており、その多くが京都を題材にしています。1972年にはフォークシンガーの岡林信康らとともに「ほんやら洞」を開店。ここは詩人たちの京都での拠点となったそうですが、2015年に全焼し、甲斐のモノクロネガなども失われてしまったそうです。70年代には撮り溜めた写真で青空写真展を開催するなど、京都の街と深く結びついた写真家と言えます。本書は、1996年に発行された写真集で、70年代から90年代の京都の日常がスナップされています。「にぎわいの方へ」「道草三昧」「ねぼけ眼の路地裏」「路上の肖像」と章立てられており、京都の祭りや縁日といった行事から、街中の何気ない風景や無邪気に遊ぶ子どもたちの姿、そして京都らしい風物にレンズを向け、飾らない庶民の暮らしや街の風情を切り取っています。写真にはユニークなコメントも付記され、そのローカルな味わいを一層深めています。
<Related Artists> 甲斐 扶佐義 / Fusayoshi Kai
<Condition> ジャケット:少ヤケ・少スレ・縁少イタミ、帯欠
本体:天・地・小口少ヤケ・少ヨゴレ、その他経年並み
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