パリ・ニューヨーク・東京 / Paris・New York・Tokyo

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SOLD OUT

Publisher/つくば写真美術館'85

   Published/1985
Format/ソフトカバー   Pages/300   Size/210*280*23
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こちらは1985年に行われた「科学万博つくば'85」に際して開かれた日本初の写真美術館「つくば写真美術館'85」を機に刊行されたカタログ作品集。70年代後半に、日本初の写真専門のギャラリー「ツァイト・フォト」を創設した故石原悦郎の企画で、写真家170名・作品総数400点の図版は、基本的にツァイト・フォト保有のプリントが用いられています。欧米の先進諸国、特に石原が長年交流を深めたフランスやアメリカといった国々が、国家を挙げて写真文化の形成に尽力しており、その礎が美術館である実態を目の当たりにし、「写真をアート(芸術)に」その一歩が「写真美術館設立」ということでした。本タイトル「パリ・ニューヨーク・東京」は、評論家で本展の編集委員も担った伊藤俊治のアイデアであり、当時ツァイトに出入りしていた、横江文憲、平木収、金子隆一、飯沢耕太郎、谷口雅といった面々も委員に名を連ねています。現在日本写真の紹介を先導している金子・飯沢らのEarly Workでもあります。本展の経緯の詳細は、粟生田弓『写真をアートにした男』参照。こちらも大変興味深い一冊です。
<Related Artists> 金子 隆一 / Ryuichi Kaneko
<Condition> 本体:カバー少ヤケ・少スレ、天・地・小口少シミ
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