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2014年10月に83歳で他界したアメリカの写真家レイ・K・メッツカーの写真集『City Stills』。メッツカーは、日本が世界に誇る写真家石元泰博も学んだシカゴのニュー・バウハウスで、写真家アーロン・シスキンド及びハリー・キャラハンに師事した写真家です。光と影を効果的に捉えた造形写真に定評があり、ニューヨークの名門ローレンスミラー・ギャラリーでも数々の個展が開催されており、その実力は折り紙つきです。本書は、1999年に刊行された写真集でタイトルを邦訳すると「都市の静止画」。切り取られた時空間、光と影の描写、特異なコンポジション…ストリート・ランドスケープ作品の名作に数えられる一冊です。