初夏神経 / Early Summer Nerves

小石 清 / Kiyoshi Koishi

¥29,700(¥27,000 + tax)

Publisher/国書刊行会

   Published/2005
Format/ハードカバー   Pages/-   Size/310*400*4
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日本を代表する写真家のひとりである小石清の写真集『初夏神経 / Early Summer Nerves』。安井仲治らと共に、戦前日本の「新興写真」の先駆者の一人であった小石清。1908年大阪生まれ、高級雑貨商の家系に育った影響もあり、早くからカメラに興味を持ち、写真材料会社の草分けである浅沼商会に就職、20歳前後には安井を始め上田備山や米谷紅浪らが在籍した浪華写真倶楽部に入会しています。30年代前半には浪華の展示で頭角を現し、1933年に刊行された小石唯一の写真集で、日本の写真史にその名を刻む至宝が本書『初夏神経』。シルバーの金属板という斬新なカバーデザイン。そしてハイコントラスト・フォトグラム・フォトモンタージュといった新興写真のテクニックを駆使。極め付けは、女性の目をクローズアップした写真のガラス乾板を割り、そのまま印画紙に露光した実験表現作で、小石の代名詞とも言える「自己凝視・ひしひととくひ入ってくるもの」など図版10点が収録されています。2005年に国書刊行会より600部限定で刊行された復刻版・エディションナンバー入り。別冊付き。
<Related Artists> 小石 清 / Kiyoshi Koishi安井 仲治 / Nakaji Yasui
<Condition> 輸送箱:少スレ・少ヨゴレ・イタミ、本体:経年並み
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