渡良瀬川

佐野 聖光 / Seikoh Sano

SOLD OUT

Publisher/Self-Published(私家版)

   Published/1980
Format/ソフトカバー   Pages/120   Size/250*250*10
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日本の写真家・佐野聖光の写真集『渡良瀬川』。1960年代から70年代にかけて、何回となく東京から通う間に、いつの間に東京から足尾に居を移してしまい、写真を通じて「足尾銅山」の閉山前後を写真に捉え、その過酷で悲惨な実情を訴え続けているフォト・ジャーナリスト佐野聖光。遠く故郷を思いながらも、「人命が脅かされ、村が無くなった。自然が脅かされて、山の皮が剥れてしまった。その事が今の世の中に生かされていない事を教えてくれていたんだと思うようになってからは、やっぱり足尾に居よう、居てよかった、来てよかった」と宥められるようになったと言います。これまでに、自費出版で『閉山日記(1976)』『故里のやまは(1979)』を出版してきており、本書が3rd作品集になります。「足尾」を流れる「渡良瀬川」にまつわる「鉱毒事件」の一連を綴ったドキュメンタリー。日本初の公害事件の事実を、明治天皇に直訴しようと試みて、結果その問題を全国に知らしめた地元の政治家・田中正造へのオマージュから、当該地とそこに生きる人々の苦しみと戦いが描写されています。
<Related Artists> 鈴木 清 / Kiyoshi Suzuki
<Condition> ジャケット:少スレ・縁少イタミ
本体:天・地・小口少ヨゴレ、見返し少シール跡
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