北緯43度 荒野に火柱が / Latitude 43 North Fires in the Wilderness

写団『写真に何が可能か』

¥82,500(¥75,000 + tax)

Publisher/北海道解放大学出版会

   Published/1970
Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/148*210*10
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1960年代後半より日本全国を揺るがす大騒動となった「大学闘争」。代表的な「日大闘争」「東大闘争」を皮切りに、その波は全国へと波及していきます。学園紛争が個別の改良闘争ではなく、現在の大学制度やそれを支える全ての教育秩序・制度に対する不安・不満の表出であり、「学問することとは何か」「大学という場は何なのか」という思いを胸に抱く学生たち。一方、大学存在そのものが問題になることを圧殺するかのごとく、抵抗する学生たちを抑圧する学校側。そのムーブメントは「手記」や「論文」のみならず、「写真」というかたちでも数多く発表され、フォト・ジャーナリストから無名の大学生の手により、グラフ誌から学生自身の手による自費出版というかたちで残されていきました。本書『北緯43度 荒野に火柱が』は、北海道内の大学で行った紛争をまとめた一冊。図版のクオリティーやレイアウトさらにはボリュームも充実しており、知られざる名作と評されるべき貴重かつ大変希少な一冊です。(The Japanese Photobook 1912–1990 収録)
<Related Artists> 全日本学生写真連盟 / All Japan Students Photographers Association
<Condition> 本体:カバー少ヨゴレ・少イタミ
天・地・小口少ヤケ、ページ角少イタミ、テキストページ縁少カケ・少ヤブレ
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