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日本を代表する写真家・中村正也の写真集『Young Nudes』。荒木経惟と同じく千葉大学工学部(当時は東京高等工芸学校)を経て、読売新聞社、世界映画社、映画スター社を経て、フリーとして活躍。報道写真を皮切りに、グラフ写真、コマーシャル写真、女性写真と取り組み、女性の魅惑を描写した「グラマー・フォト」を確立。その後は代名詞となる「ヌード」を主戦場として、写真家としての地位を確立。1957年には評論家・福島辰夫主導のもと、石元泰博、東松照明、川田喜久治、細江英公、奈良原一高らと共に、従来のリアリズム写真とは一線を画した、写真の新時代の到来を投げかけた歴史的エキシビジョン『10人の眼』のメンバーのひとりにもなった中村正也。本書は細江英公の処女作『おとこと女 -Man and Woman-』と同年・同出版社より刊行された初期作品集で「野分け」へと至るヌード作品が多数収録されています。序文及び編集は重森弘淹。海外販売向けの作品集であったため、テキストは全て英語。