現代思想 -総特集 東松照明 戦後マンダラ-

東松　照明 / Shomei Tomatsu

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本書は、青土社の『現代思想』2013年5月臨時増刊号で、戦後日本を代表する写真家東松照明の特集号。戦後以降のジャーナリズムやドキュメンタリー写真、そして60年代以降の「プロヴォーク / Provoke」に代表される思想的・実験的写真においても、中心的存在であり続けた写真家は、ある意味で東松照明だけかもしれません。「沖縄」「長崎」に代表される「戦争」と対峙し続けた記録的作品群から、森山大道や中平卓馬に多大なる影響を及ぼした卓越した芸術的作品群まで、ジャーナリズムを通してアートを表現し続けた稀有な写真家とも言えます。本書では、伊藤俊二、倉石信乃、仲里効らの著名な評論家から、森山大道、島尾伸三、鷹野隆大、石川直樹、志賀理江子、そして沖縄の石川真生、タイラジュンらの写真家、さらには大島渚、磯崎新らによるテキスト・インタビューが、250ページ近くにわたって収録された貴重な作品集です。

＜Related Artists＞ 東松　照明 / Shomei Tomatsu、森山　大道 / Daido Moriyama、中平　卓馬 / Takuma Nakahira
＜Condition＞ 本体：経年並み
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