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日本の写真家立木義浩の写真集『ある女・立木義浩 筑摩フォトギャラリー6』。徳島県で写真館を営む一家の次男として生まれ、母はNHK連続テレビ小説「なっちゃんの写真館」のモデルであり、叔父は「アサヒカメラ」誌の創刊者という生粋の写真家系に育った立木義浩。写真学校卒業後は、アートディレクター・堀内誠一のもとにおしかけ、アドセンターに入社し、ファッション・コマーシャル・ヌード写真で頭角を表します。代表作「舌出し天使」での連載や「Girl」「イヴたち」の写真展では未曾有の観客を動員するなど、60年〜70年代にかけて絶大なる人気を誇り、加賀まりこ、山口百恵等大物女優のポートレート・ヌードでも名を馳せた戦後日本を代表する写真家です。本書は、筑摩書房より刊行され、A2サイズにプリントされた図版が収録された日本の有名写真家による作品集シリーズからの一冊で、「ある女」と題し、立川ユリをモデルに撮影されたポートレート・ヌードが10図版収録されています。額装にも最適な作品の数々です。