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本書は、1970年代にアメリカのポラロイド社によって開発された超大型カメラ「ポラロイド20×24」を使用して、複数の写真家・美術家によって創作された図版で構成された写真集。元々は美術館での絵画やタペストリーのレプリカを制作するために作られたという代物は、高さ150cmで重さ90kgという巨体、本書刊行時は世界で5台のみ。70年代のカラー写真や80年代以降の現代アートとしての写真の潮流にも相まって、芸術家の中でも高い注目を集めていたようです。米国本社の企画で、厳選された日本の写真家18名によって約3年がかりで創作されたという作品から、山岸享子によって選りすぐられた図版が収録されています。参加アーティストは、沢渡朔、奈良原一高、山崎博、森山大道、藤原新也、深瀬昌久、石元泰博、横尾忠則、操上和美、田原桂一、内藤正敏、石内都、柴田敏雄、有田泰而、植田正治、川田喜久治、久留幸子、池田満寿夫。