女 -撮影の実技-

緑川　洋一 / Yoichi Midorikawa

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日本を代表する写真家緑川洋一の写真集『女 -撮影の実技-』。生涯親交を深めた山陰が誇るアマチュア写真家植田正治と並び、山陽を代表するアマチュア写真家は緑川洋一。岡山県に生まれ、歯科医を営みながら、見下ろす瀬戸内海をモチーフに、美しいランドスケープを追い続けた写真家です。多重露光やソラリゼーションなどを駆使した幻想的なカラー作品をして「色彩の魔術師」と評されました。代表作『瀬戸内海(1962)』をはじめ、風景写真の印象が強い緑川ですが、活動初期は女性やヌード作品を多数残しており、1950年に発表された1st写真集が本書になります。自身によって撮影された32の図版とそのキャプションに加えて、実際の撮影方法・現像から仕上までをテキストでまとめた一冊で、瀬戸内海を背景とした浜辺や、砂丘をモチーフにした緑川らしい作品が収録されています。偉大なる写真家の知られざる初期作品が紹介された貴重な作品集です。

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＜Condition＞ ジャケット：少スレ・少ヨゴレ、縁少イタミ
本体：天・地・小口少ヤケ・少シミ、その他経年並み　
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