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アメリカを代表する女性写真家サリー・マンの写真集『At Twelve -Portraits of Young Women-』。1980年代から90年代にかけて、身の回りの家族や少年・少女などをモチーフにしたポートレート作品で名を馳せ、様々な論議を呼び起こした『Immediate Family』などが代表作として知られるサリー・マン。近年は、神秘的・幻想的な(ソーシャル)ランドスケープや、サイ・トゥオンブリーのアトリエ写真など、よりコンテンポラリー的要素の強い作品を創作しているアーティストです。本書は、上述に並ぶサリー・マンの初期代表作で「12歳の少女」のポートレートで構成された一冊。自我が芽生えはじめ、「女性」としての美しさをより意識してきた女の子や、一方で、反抗期であったり親との連帯を嫌い、あからさまに嫌な表情を見せる女の子。大人への階段を登り始めた彼女たちを通じて、少女がもち始めた「美しさ」や「強さ」を表現した傑作集。