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オランダの女性写真家レオニ・オーストゥフォーゲルの写真集『Found Footage 1999-2000』。ベルギーのHoger Instituut voor Schone Kunstenで写真を学び、1990年代より写真家としての活動を始めたレオニ。2000年代にはニューヨークを始め、世界各地で個展・グループ展を行っていたようですが、近年の活動歴は定かではなく、一説によるとテキスタイルのデザインやファッション関係のブランド・ファウンダーに転じたとか。。本書は1999年に刊行した作品集で、モキュメンタリー映画を意味する「ファウンド・フッテージ」を引用したタイトルで、ひとりの女性の室内での一連の行動を描写したフィクション・ストーリー。女性が、部屋で何を考え、何を見つめ、どんな行動をしているのか、そんな好奇心を掻き立てるかのごとく、レオニ自身がモチーフとなって、絶妙な距離感や構図、センスのあるカラー描写で映し出した「Self Storage」。500部限定。写真家サイン入り(Signed)。