Paris by Night

Brassai

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フランスで活躍した写真家ブラッサイの写真集『Paris by Night』。1899年ハンガリー生まれ、1920年代に移住以来パリで過ごし活躍したブラッサイ。巨匠アンドレ・ケルテスの教えを請い、アンリ・カルティエ-ブレッソン、ロベール・ドアノーらと並んで戦前より活躍したフランスを代表する写真家の一人です。また、ピカソ、マチス、ジャコメッティら芸術家との親交も深く、自身も彫刻やデッサンにも非凡な才能を有していたアーティストでもありました。ブラッサイの代名詞と言えば、街の壁や地面に描かれた落書きをまとめた『Graffiti』そして『Paris du Nuit / 夜のパリ』。本書は1987年に刊行された「夜のパリ」の改訂英語版。売春婦や浮浪者、暗闇でライトに照らされるストリート、雨に濡れた石畳、炎が燃え上がる町工場など、華やかなイメージを連想するパリとはかけ離れたアンダーグラウンドな世界から、街が醸し出す風景の美しさまで、パリという街の魅力が見事に描写された一冊。小説家ヘンリー・ミラーにして「パリの眼」と評されたブラッサイのカメラ・アイをどうぞご堪能ください。

＜Related Artists＞ Brassai、Robert Doisneau、Henri Cartier-Bresson、Andre Kertesz
＜Condition＞ ジャケット：少スレ・縁少ヨレ、本体：経年並み