ハルビンの回想 / Memories of Harbin(First Edition)

淵上 白陽ほか / Hakuyo Fuchikami & Others

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Publisher/恵雅堂出版

   Published/1966
Format/ハードカバー&スリップケース   Pages/-   Size/370*275*25
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日本の写真家淵上白陽の編著による作品集。戦前戦後に活躍した写真家にしてプロモーターでもあった淵上白陽。キャリア前半にあたる1910年代〜20年代にかけては、今や幻となった写真雑誌「白陽」や「フォトレビュー」誌の創刊、さらには「日本光画芸術協会」を設立し、所謂「近代芸術写真」の発展に努めます。そしてキャリア中盤は、淵上白陽の存在を決定的なものにした満州時代であります。28年には南満州鉄道の誘いに応じて渡満、満州国の宣伝のために創作されたグラフ誌「満州グラフ」の編集や「満州写真家協会」の設立、そして世界に「日本の満州」を伝える全米・ヨーロッパ横断のエキシビジョンの開催まで行いました。キャリア後期は、戦後の日本で文芸誌の創刊や晩年には「満州の回想」を上梓しています。本書は「満州の回想」の姉妹編にあたる作品集で、「白陽会」の会員で淵上の薫陶を受けた麻田平草が編集を行った「ハルビン市」をテーマにまとめられています。淵上のほか弟子にあたる馬場八潮らの図版で構成されており、淵上の代表作「列車驀進」が巻頭を飾る美しい一冊。初版・1000部限定。
<Condition> ケース:少ヤケ・少スレ・少キズ、帯少ヨゴレ
及び少イタミ、本体:ビニカバ少シミ・少ヨゴレ
ページ余白一部少シミ、その他経年並み
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