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日本を代表するグラフィック・デザイナー・美術家である横尾忠則のエッセイ集『PUSH』。1970年の1月に交通事故で入院し、抱えていた仕事をキャンセルせざるを得なくなり、「自由になった快楽から」、2年間の休業を宣言。本書は、その休業期間に『芸術生活』にて連載された「イラストレーター休業日記」をまとめたもの。巻末には横尾を写したポートレートが多数掲載され、表紙に使われた篠山紀信の写真のほか、倉橋正(芸術生活)、野瀬拓夫(芸術生活)、馬場祐介、安河内羔治、宮本唯志、横井隆和、森山大道、高梨豊、石黒健治などが撮影しています。以下帯より。「創造の禁欲状態にあえて身をおき、苦悩の闇をひとり模索しつづけた二年間、鬼才横尾の内面に兆した変化はどのようなものであったか? 奔放なイマジネーションと悪夢に充ちた終末感とが創りだす、ユニークなエッセイ世界!」。