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日本の写真家木下裕史の写真集「スペクター 1974〜1978」。1955年福岡県に生まれ、日本大学芸術大学写真学科を卒業後、日本を代表する写真家大倉舜二に師事し、後にフリーとなって自身の写真事務所を創設し、コマーシャル写真やモデル・ヌード等で活躍した写真家木下裕史。本書は、木下が日大在学中に撮影した伝説の暴走族集団「スペクター」の図版で構成された一冊で、「実話ナックルズ」の初代編集長比嘉健二肝入りの一冊。木下は当時渋谷のパルコ前にタムロし、東京の夜を集団で疾走していた暴走族のもつ得体の知れないエネルギーに感動と興奮を覚え、在学中の5年間ほぼ毎週のように密着して彼らの姿をフィルムに収めていました。既成社会の枠からはみ出したい年頃の、やんちゃな10代ならでは自由奔放な姿、規則にしばられないからこそカッコいい不良少年たち。スペクター第3代目リーダーでスペクターの存在を世に知らしめた伝説の男・加々美恵三氏のインタビューも収録。