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日本を代表する写真家・一村哲也の写真集『Body』。1930年長崎に生まれた一村は、7歳時に当時27歳であった母を亡くし、原爆も経験。上京後は日本大学で一年間学んだ後、10余の職業を経験しながらも写真を撮り続け、「おんな」「ヌード」「ポートレート」などの作品で名高い秋山庄太郎の写真に感銘を受けます。その後は「性」と「風景」をベースに、前衛的なヌード作品や女性のポートレートで名を馳せた一村哲也。本書は、1994年に刊行された作品集で、タイトルの通り女性のヌード・ポートレートを中心に構成されたエロス・フォトグラフィで、オールカラー200以上の図版が収録されています。巻末には日本を代表する女優で、40歳を過ぎてから始めてヌードを披露し、その映画「愛の亡霊」(監督:大島渚)で、日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞した吉行和子によるエッセイ「女は好きですか」も収録されています。