Google Translate
アメリカの写真家ラリー・クラークの写真集「Larry Clark / Berlin 2012」。オクラホマ州の田舎町タルサで生まれたクラークは、写真家であった母に育てられました。10代の頃にドラッグにのめり込み、自身と友人たちのドラッグ、セックス、バイオレンスの日常を描写した「TULSA」は語り継がれる代表作。90年代以降は映像の世界でも活躍し、ハーモニー・コリンが脚本を書いた「KIDS」で監督を務め、その後も「BULLY」など多数の作品を発表します。閉鎖的で抑圧的な世界に反発する若者たちの揺れ動く心情、そして醸し出すエネルギーを映し出すスタイルは多くの共感を呼び、現在でも世界的に高い人気を誇っています。近年日本でもファッションブランドとのコラボレーションなどで話題をさらっているクラークですが、本書は2012年にドイツで行われたエキシビジョンに際し刊行されたもので、クラークの作品やポラロイドをコラージュ的にデザインしたユニークな作品集。写真家・映画監督として活躍するクラークのクリエイティビティが凝縮されたかのような一冊。1,500部限定。ポスター×2付属。