母たちの神

比嘉 康雄 / Yasuo Higa

¥16,500(¥15,000 + tax)

Publisher/出版舎Mugen

   Published/2010
Format/ハードカバー   Pages/290   Size/265*215*35
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日本の写真家比嘉康雄の写真集「母たちの神」。戦後沖縄を代表する写真家である比嘉康雄。移民の子としてフィリピンに生まれ、警察官として就職したものの、勤務地にアメリカ軍のB52が墜落し命の危険を感じたことを機に、後悔しない人生をと警察官をやめ、写真の道に進みます。東京の専門学校で報道写真を学び、当初は沖縄のすさまじい現実を伝えるべく撮影していたものの、次第に報道写真から距離を置き、沖縄人が見て感じて考えた自身の視点を頼りに写真を撮るようになり、内側のまなざしからシャッターを切るようになっていきます。そして70年代半ばに出会った評論家谷川健一との出会いから、人間と神との厳粛な交感を表現した島々で取り行われる「祭」に興味を抱き、沖縄の歴史や風土、そして文化を伝える創作活動に傾倒していきました。本書は、20年以上もの間沖縄・琉球弧の祭祀を記録し続け、沖縄の精神の基層・心のルーツに迫り続けた記録集。不条理な現実と向き合い、神とのつながりを大切に生きてきた沖縄の人々に、現代を考える手がかりを示唆し続けた写真家による貴重な一冊。
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<Condition> ジャケット:少スレ・少ヨゴレ・縁少イタミ
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