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日本の女性写真家石川真生の写真集「森花 夢の世界 / Morika's Dreams」。1953年に沖縄に生まれ、72年の日本復帰を経験した石川は「この燃える島・沖縄を写真に撮ろう」と心に決め、これまで一貫して「沖縄人と、沖縄に関係すること」のみを撮影し続けている稀有な写真家です。「東松照明教室」で写真を学び、80年代には数々の個展を開催すると共に、自費出版で「熱き日々 in キャンプハンセン!!」「フィリピン」「港町エレジー」等の名作を残してきました。本書は、同じく沖縄出身のパフォーミング・アーティスト吉山森花とのコラボレーション作品集。森花が実際に見る「夢」の世界は「奇妙で、過激で、セクシー」。そんな架空の世界を写真として表現しようという石川の発案で、当時東京に在住していた森山を帰沖させて撮影されたという作品の数々。「沖縄」という街と、若いアーティストの幻想世界、そして歴史に名を残す写真家の個性が凝縮されたユニークな一冊。