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日本の写真家・内藤忠行の写真集『NABESAN -Tokyo-Dar es Salaam-New York』。内藤忠行の代名詞と言えば「JAZZ」。学生時代からジャズを愛し、魂を揺さぶるスピリチュアルでエモーショナルな感情を映像化してみたいという願望から写真をを撮り始め、60年代より50年以上もの間ジャズに関わる作品を数多く残してきた内藤忠行。いたってはアフリカ系アメリカン人が生んだジャズの源流を探求すべく、アフリカに度々を訪れ、自然・動物・宇宙に触発されたコンセプチュアルな作品も創作してきたアーティストです。これまで、心から尊敬するMiles Davisや日野皓正など、多くのミュージシャンをカメラに収めてきた内藤ですが、本書はジャズ・フュージョンのサックスプレイヤー渡辺貞夫の図版で構成された作品集。アフリカ音楽から多くの影響を受けてきた渡辺に寄り添って、タンザニア、ニューヨーク、そして東京を共に旅した二人のアーティストによる至極の一冊。