海女

中村 由信 / Yoshinobu Nakamura

SOLD OUT

Publisher/マリン企画

   Published/1978
Format/ハードカバー&スリップケース   Pages/158   Size/303*243*23
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日本の写真家・中村由信の写真集『海女』。1925年香川県直島に生まれ、父は直島で最後の網元のひとり。幼少時から瀬戸内海を見て育ち、三菱精錬所に就職してからもアマチュア写真を続け、瀬戸内海を代表する写真家である緑川洋一に師事。30歳を過ぎてからはプロのカメラマンとなって『瀬戸内海』を始め『瀬戸うちの人々』など当地の風土・文化を写真を通して描写しつつ、『汽車・蒸気機関車』『海女』など薄れゆく日本の民俗を伝える意義深い作品を残してきた中村由信。本書は中村の代表作で1962年に刊行された『日本の海女』の改訂増補版的な一冊。ウェット・スーツの登場などで今や見ることもなくなった「海女」。ふんどし一丁の全裸で、海底に勇敢に立ち向かう姿は、たくましくそして優美。対馬・能登・志摩・越後・上総・豊後・陸中・阿波・松前・奄美など、日本の海女文化を網羅するのみならず、韓国、台湾などアジアの海女カルチャーも紹介。民俗学的見地からも貴重な記録集。解説・宮本常一。2,500部限定。
<Related Artists> 浦口 楠一 / Kusukazu Uraguchi岩瀬 禎之 / Yoshiyuki Iwase
<Condition> スリップケース:少スレ・少ヨゴレ
ジャケット・本体:経年並み
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