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日本を代表するグラフィックデザイナー・美術家である横尾忠則の作品集『瀧狂 横尾忠則Collection中毒(With OBI)』。本書は1996年にエキシビジョンが行われ、同時に刊行された「瀧狂」。横尾忠則が絵の参考にと収集し続けていた「滝」のポストカード・コレクションを展示した作品集。最初は自身の手元にあった100枚程のカードを参考に。しかし、思うような絵が見つからず、知り合いの古物商や海外の友人、さらには講演等で行く先々で「滝のポストカードがあったら是非送って下さい」とお願いしたところ、あれよあれよと押し寄せてきて、その数13,000枚。その中で絵の参考になったものは数十枚程度だったとか。。役割を終えたカードたちは、突然自己主張を始め、アーティストの心を突き動かします。これを機に、評論家や美術館が喜ぶような創作スタイルから、湧き出るイメージをナチュラルに表現する横尾ワールドに変貌したとも言われているそうです。帯付。