裸者の森 / The Forest of the Naked

有田　泰而 / Taiji Arita

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日本の写真家・芸術家である有田泰而の作品集。写真のみならず、絵画・彫刻等幅広い芸術分野でその才能を遺憾なく発揮し、現代写真界を代表する上田義彦の師でもあった知る人ぞ知るアーティスト有田泰而。中央大学法学部を2年で中退し、東京綜合写真専門学校で石元泰博のもとで写真を学び、コマーシャルの世界等で活躍。1979年に山岸章二が先導し、コーネル・キャパが主催してニューヨークで行われた「Japan : A Self-Portrait / 自写像 日本」展にも代表する写真家19名に選出されています。70年代に発表し、2012年に上田義彦の編集によってようやく写真集としての日の目を見た「First Born」が写真家としての代表作。そして、本書は1988年に刊行されたはじめての絵画作品集。より自由な芸術表現を追求すべく、80年以降は絵画や彫刻の世界に傾倒していき、カナダ・アメリカへと移住。「果てしなく続く森とそこに住む生き物たちが、意識の底からたびたび訪れてくる」というイメージをインスピレーションに創作されたという「裸者の森」。有田の天才的とも言える抜群のセンスに魅了される一冊。

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＜Condition＞ ジャケット：少スレ・少ヤケ、帯欠
本体：地少スレ・少ヨゴレ、数ページ角少折れ跡