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ドイツの写真家アルノ・フィッシャーの写真集『New York Ansichten / New York Views』。戦後ドイツ写真のパイオニア的存在であるフィッシャー。学生時代は彫刻を学び、その後グラフィックデザイナーであり、モンタージュ写真でも名を馳せたクラウス・ヴィットクーゲルの下で助手として写真を学び、70年代以降はジャーナリズムやファッション写真等幅広い分野で活躍。また東ドイツ国内で数々の写真グループ・連盟を創設し、さらには芸術大学・専門大学・写真学校で長らく教鞭を取り、教育者としても従事したフィッシャー。本書は、1988年に刊行されたニューヨークを舞台に撮影された作品集。異国者の目から見たニューヨークの魅力がモノクロ・カラー交えて存分に表現されており、ジャケットカバーの裏面からブック本体の見開きまできめ細やかにデザインされた装幀も素晴らしい。「New York in Photobooks」掲載本。