基地沖縄

國吉 和夫 / Kazuo Kuniyoshi

SOLD OUT

Publisher/ニライ社

   Published/1987
Format/ソフトカバー   Pages/143   Size/260*185*10
Google Translate
日本の写真家國吉和夫の写真集。沖縄を代表するフォト・ジャーナリスト國吉和夫。高校卒業後琉球セメントに就職したもの3年で退社。その後九州造形短期大学で写真を学び、1970年琉球新報入社。そして同年12月自身の進む道を決定づけた「コザ暴動」の現場に立ち会います。沖縄を代表する写真家比嘉康雄から「君はぼくらフリーランサーが入れない、新報の看板で入っていて撮れる、それをずっとやったらいい」という助言を受け、その後はアメリカ軍基地の内側・外側を描写し続けます。地元民の暮らしを浸食し続ける米軍、日米安保のもとに沖縄に基地を押し続ける日本政府への複雑な心情の下、それられっきとした事実を捉えつつも、その中で力強くたくましく生き続ける沖縄人も深い愛情をもってカメラに収めてきました。近年は約40年強の集大成の写真集「Stand!」を発表していますが、本書は1987年に刊行された作品集で、コザ暴動を始め米軍と沖縄の人々・風景を、モノクロ・カラーで描写した作品集。リスクと隣り合わせの中であえて「基地」を描写し続けた勇敢な報道写真家による貴重な記録。
<Related Artists> 國吉 和夫 / Kazuo Kuniyoshi平敷 兼七 / Kenshichi Heshiki
<Condition> ジャケット:少スレ、本体:天・小口少ヤケ・少シミ
order

TOP