Google Translate
森山大道(1938-)を56ページにわたり特集した『Coyote』第71号。1960年代から半世紀以上にわたり東京をはじめとする都市を歩き続け、「アレ・ブレ・ボケ」と呼ばれる独自の写真表現で世界の写真史に大きな足跡を残してきた森山は、2019年にハッセルブラッド国際写真賞を受賞。80歳を超えてなお、日々街へ出てシャッターを切り続ける現役の写真家です。本号は、新型コロナウイルスによって世界が一変した2020年、緊急事態宣言下の東京で森山が何を見つめ、何を考えていたのかを多角的に記録した永久保存版特集。自室での日々を写したフォトストーリー「監禁―自室の小宇宙」、書き下ろしエッセイ、蜷川実花との特別対談、新井敏記によるロングインタビュー、さらに町口覚の構成による代表作5点と本人解説を収録しています。パンデミックという未曾有の時代を単なる社会現象としてではなく、一貫して都市と人間を見つめ続けてきた森山大道の眼差しを通して捉え直した一冊であり、その時代の空気と写真家の思索を同時に記録した貴重な資料でもあります。