The Last Days of W

Alec Soth

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アメリカの写真家アレック・ソスの写真集「The Last Days of W」。トレント・パークらと並びマグナム・フォトの次世代を担う写真家として知られ、自身のレーベルからも意欲的に写真集を発表し、現在の写真界をリードする存在であるソス。ロバート・フランクやスティーブン・ショアーらによって確立された原風景を通じて文化・本質を描写する現代アメリカ写真の作風を継承しつつ、ユニークなコンセプトを織り交ぜ、ドキュメンタリーとコンセプチュアルが奏でる独自の世界観を創造し、これまでに「Sleeping by the Mississippi」を始め、数々の名作写真集を残してきたソス。本書は、2008年に自身のレーベルより発表された作品集で、第43代大統領ジョージ・「W」・ブッシュの退任にあたり、8年の在位期間に残した足跡を、ソスなりの解釈で描写したドキュメンタリー。地元ミネソタで撮影された図版が中心で、ソスらしいインテリア・エクステリア・ポートレート・スティルライフ・ランドスケープを織り交ぜながら、長らく続いた軍事政権や地方の疲弊をアイロニーをこめて表現しています。

＜Related Artists＞ Alec Soth、Trent Park、Martin Parr
＜Condition＞ 本体：表紙少スレ・少ヤケ・少ヨゴレ
縁少イタミ、その他経年並み