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アンリ・カルティエ-ブレッソン、ロベール・ドアノーと並び、フランスを代表する写真家ウィリー・ロニが1954年に発表した写真集「Belleville&Menilmontant」。「美しい街」と評され、パリ市内を一望出来る丘陵の街20区の「ベルヴィル」を舞台に、作家・写真評論家として名高いピエール・マッコルランとの共著で刊行された詩的な作品です。現在では中国・アラブ・北アフリカ及びユダヤ系の移民の街として栄えているベルヴィルですが、かつてはワイン生産者や織物工場の労働者たちが暮らす庶民の街でした。そんな庶民の日常のひとコマとドラマを垣間みれる美しい一冊です。