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イギリスを拠点に活動を続けるマグナム・フォトの写真家クリス・スティール=パーキンスの写真集「The Teds」。イギリス人の父とビルマ人の母の下に生まれたパーキンスは、学生時代に化学・心理学を勉強しながら写真家としての活動を開始します。バングラディシュを始めアフリカ・中南米・中東エリアにおける内乱や紛争等を精力的に取材し、一方でイギリスではサブカルチャー・シーン等の都市問題に関する撮影を行っています。本書は、1979年に初版が刊行されたパーキンスの代表作で、戦後イギリスのサブカルチャーを象徴するテディー・ボーイ通称「Teds」を描写したドキュメンタリー。英国国王エドワード7世を象徴する丈長のジャケットに細身のパンツを合わせた'エドワーディアン・ルック'スタイルに、タトゥーやリーゼント等個性的なファッションを楽しむ若者ものたちの姿を写し出しています。ブリティッシュ・ユース・カルチャーの名作と評される一冊。2006年刊行・Reprint版。