The Innocent Age(First Japanese Edition)

Henry Diltz

¥4,400(¥4,000 + tax)

Publisher/スイッチ・パブリッシング

   Published/1990
Format/ソフトカバー   Pages/-   Size/210*255*15
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アメリカの写真家ヘンリー・ディルツ『The Innocent Age(邦題:素顔の隣人たち)』。1960〜70年代のロサンゼルスで音楽シーンのただ中に身を置き、仲間や友人たちの日常を自然体で撮り続けたディルツは、スター写真とも報道写真とも異なる、私的で開かれた距離感を特徴としてきました。本作は1990年にまとめられた写真集で、舞台上の決定的瞬間や名声を誇示する姿ではなく、リハーサルの合間や生活の延長にある時間に焦点を当てています。そこに写る人物たちは「時代の象徴」ではなく、同じ空気を共有していた隣人として存在し、当時の理想主義や共同体的な感覚が静かに立ち上がります。後年刊行された『Unpainted Faces』(2012年)では、同時代の写真が別の編集視点から再構成されましたが、本書はその原点として、記録と友情が未分化な状態で共存していた時間を伝えています。写真史的には、カウンターカルチャーを外側から消費する視線とは距離を取り、内部から共有された日常を写した私的ドキュメントの系譜に位置づけられ、名声以前の人間の姿を残すことの意味を、いまなお静かに問いかける一冊です。
<Related Artists> Henry DiltzDavid Gahr
<Condition> ジャケット:少ヤケ・少ヨゴレ、本体:天・地・小口少ヤケ・少ヨゴレ
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