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アメリカの女性写真家オリヴィア・パーカーが1978年に発表した1st写真集『Sign of Life』。パーカーは大学で美術を専攻し、画家として活動した後、独学で写真の勉強を始めます。静物画のような彼女の作品は、植物、野菜、果実、鳥、石、その他にも紙、ひも、レース等をモチーフとしたスティル・ライフが中心であり、モノとモノ、モノと時、モノと空間の微妙なバランスが絶妙に考慮されています。本書は、上述のような要素に加えて「生」と「死」の交錯をテーマとした多層的な表現になっており、女性らしい繊細さが光る詩的で静謐な作品になっています。