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ストリップ専門誌として1966年(昭和41年)に中谷陽が創刊した『ヌード・インテリジェンス』の「5号 耽美号」。 当初は実演レポートや劇場情報を扱う硬派なストリップ誌として出発し、ショー文化の成熟とともに誌面は独自のグラビア表現へと広がっていきました。1976年(昭和51年)に通巻50号を迎えると、表紙ロゴが“NU・IN”へ刷新され、誌面デザインもより視覚性を重視した構成へ移行します。写真のレイアウトやデザインが個性的で、モデルのポーズを大胆にトリミングした構図、カラーページの強い発色などが特徴となり、“昭和のストリップ”が持っていた様式美と即興性がそのまま紙面に刻まれています。読者投稿や短編小説を織り交ぜつつ、主要コンテンツはあくまでストリッパーの身体と舞台表現に焦点を当て、職業としてのストリップを日常的な文化として記述し続けた点でも特異な存在でした。1982年(昭和57年)に終刊しましたが、艶笑誌とも一般的な写真雑誌とも異なる“舞台文化の記録媒体”としての姿勢は他に類例が少なく、今日では雑誌史・風俗史双方から貴重な資料として評価されています。