Google Translate
イギリスの画家デイヴィッド・ホックニー(1937-)の展覧会カタログ『デイヴィッド・ホックニー展』(東京都現代美術館、2023年)。ホックニーはポップ・アートの旗手として60年代より注目され、鮮やかな色彩と平面的で構築的な画面構成により、肖像画や風景画、写真コラージュからデジタル作品まで幅広く表現を展開してきました。本展は日本で27年ぶりの大規模回顧展として開催され、代表的なプールの絵画から、イギリス・ヨークシャーの四季をiPadで描いた連作、さらには近年の大画面作品に至るまで、約120点を展示しています。カタログもその内容を忠実に反映し、ホックニーの創作活動の軌跡を豊富な図版とともに収録、各時代の作風の変遷を多角的に紹介しています。特にデジタル技術を取り入れた作品群は、伝統的な絵画と現代のツールの融合を示し、旺盛な実験精神と若々しい創造力を伝えています。展覧会と同様、カタログもホックニーの多面的な魅力を一望できる充実した一冊となっています。