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本書は、2007年にマグナム・フォト創設60周年を記念して刊行された作品集に続いて、同75周年記念に発刊された増補版で、マーティン・パーの持ち出した「写真家が別の写真家の写真をセレクトして、その思いを綴る」というアイデアを具現化したものです。家族のようなメンバーであるとは言え、個性派の集まりであるため、プロジェクトマネージャー曰く「誰と誰を組み合わせるか」というのが編集者たちにとって最大の試練であったとか。結果的に、アンリ・カルティエ=ブレッソンはイヴ・アーノルドが写真を選んでコメントを記し、そのアーノルドはエリオット・アーウィットが、ブルース・ギルデンはマーティン・パーが、そしてパーはルネ・ブリが。アレック・ソスとリーズ・サルファティはお互いがお互いを選びコメントを、但しデニス・ストックだけは自身で選び自身がテキスト綴っていたりと。。序文のマグナム・フォトで初の女性会長であるオリヴィア・アーサーと、アーサーの跡を継ぎ、現在世界的にも高い人気を誇るクリスティーナ・デ・ミデル。