佐渡 -心景- / Sado -Scenery-

杉野 安 / Yasushi Sugino

SOLD OUT

Publisher/Self-Published(私家版)

   Published/-
Format/ハードカバー&スリップケース   Pages/-   Size/350*270*25
Google Translate
日本の写真家・杉野安の写真集。1924年に大阪で生まれ、日本大学理工学部を卒業後、家業の自転車部品の製造会社で社長稼業を営んでいた杉野安。一方、岩宮武二に師事し、1960年代初頭にはカメラ雑誌の月例を席捲、1970年には写真史家として名高い金子隆一による『日本写真集史 1956-1986』にも取り上げられた伝説の写真集『心触風景』を自費出版で刊行しています。その後は眼疾に苦しみ、視力をほとんど失い、10数年以上失明に近い状態で暗黒生活を送っていたものの、成功率25%の手術に成功して奇跡的に視力は回復、90年代以降再び写真家として活動を開始しています。本書は、90年代に刊行された2冊目の作品集。師である岩宮が「佐渡」でデビューを飾った事実に肖り、復帰舞台は「佐渡」。土門拳の「写真は記録である」論に真っ向から対立し、作家の「こころ」を通して「もの」を見極めることに生涯を費やした写真家によるランドスケープ。論争を繰り広げつつ尊敬の意を示していた土門拳によるテキスト収録。
<Related Artists> 杉野 安 / Yasushi Sugino岩宮 武二 / Takeji Iwamiya
<Condition> スリップケース:少ヤケ・少ヨゴレ・少イタミ
ジャケット:少スレ、本体:経年並み
order

TOP